Compare Ixy 31s vs Sony DSC WX10 vs Panasonic DMC FX77 movie

撮影シーン別にフルハイビジョン動画の画質をレビュー。あわせて、手ブレ補正機能の効果と、オートフォーカスの合焦速度についても検証してみた。

※以下に掲載するサンプル動画は、撮影シーン自動認識機能を使って、各機種の最高画質モードでフルオート撮影したフルハイビジョン映像を、 1920×1080ドットのWMV形式の動画(ビットレート8Mbps)にエンコードしたものになります。なお、サムネイル画像をクリックすると動画が再 生されます。ご使用のパソコンによっては再生できない場合がありますのでご了承ください。

画質比較 人物

撮影状況 左:斜光下(太陽が被写体の前方・斜め上にある状態)で撮影(三脚利用)。焦点距離は35mm判換算で50~60mm前後。
右:屋内の逆光下で撮影(三脚利用)。焦点距離は35mm判換算で50mm程度。

撮影シーン自動認識機能の結果

機種 認識結果
ソニー「サイバーショット DSC-WX10」 左:「人物」、右:「逆光&人物」
キヤノン「IXY 31S」 左:「人物・明るい」、右:「人物・明るい・逆光」
パナソニック「LUMIX DMC-FX77」 左右とも:「顔」

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.37MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.16MB、8秒、音声あり

キヤノン「IXY 31S」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.42MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.98MB、8秒、音声あり

パナソニック「LUMIX DMC-FX77」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.03MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.09MB、8秒、音声あり

左のサンプルでは、露出・色味の違いについては、本特集の2ページ目「比較レビュー1 静止画編」の 「人物」と似たような結果になった。ソニー「サイバーショット DSC-WX10」は、少しアンダーめの露出でわずかに緑かぶりがある色味に、キヤノン「IXY 31S」は、明るめの露出でよりすっきりとした色味に、パナソニック「LUMIX DMC-FX77」も明るめの露出で青味が強い色味になった。なお、撮影状況にもよるのだろうが、静止画でのサンプルほどの違いは出なかった。

右のサンプルは、逆光下で撮影したもの。逆光認識により暗部から中間調にかけての明るさが持ち上がっているせいか、各機種で色味の違いは確認できる ものの、パッと見では映像に大きな差はないように感じる。ただ、肌色に注目すると、3機種の中では「IXY 31S」の処理がわずかにすぐれている印象を受ける。また、映像のなめらかさに注目すると、裏面照射型CMOSセンサーを採用する「サイバーショット DSC-WX10」「IXY 31S」の仕上がりが良好。「LUMIX DMC-FX77」は少しノイズが目立つ結果となった。

画質比較 風景

撮影状況 左:順光下(太陽が被写体の前方にある状態)で撮影(三脚利用)。焦点距離は広角端(35mm判換算24mm)。
右:斜光下(太陽が被写体の前方・斜め上にある状態)で動く被写体を撮影(三脚利用)。焦点距離は35mm判換算で100mm程度。

撮影シーン自動認識機能の結果

機種 認識結果
ソニー「サイバーショット DSC-WX10」 左右とも:「風景」
キヤノン「IXY 31S」 左右とも:「人以外の被写体/風景・青空を含む」
パナソニック「LUMIX DMC-FX77」 左右とも:「風景」

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.21MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.3MB、8秒、音声なし

キヤノン「IXY 31S」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.86MB、8秒、音声なし

パナソニック「LUMIX DMC-FX77」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.06MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.95MB、8秒、音声なし

いずれも晴天の順光下・斜光下で撮影したものとなり、キレイな映像に仕上がっている。ポイントは各機種の露出傾向。本特集の2ページ目「比較レビュー1 静止画編」の 「風景」と同じように、ソニー「サイバーショット DSC-WX10」とパナソニック「LUMIX DMC-FX77」は、少しアンダーめの露出で、キヤノン「IXY 31S」は、他の2機種に比べると明るい映像になっている。他の撮影シーンでも、状況がよい順光・斜光下において「風景」をシーン認識した際には、同じよ うな傾向になった。なお、「LUMIX DMC-FX77」は、16:9の動画撮影時に他の2機種よりも画角が狭くなり、広角端の焦点距離が30mm(35mm判換算)程度になるようだ(※静止 画撮影時は24mm)。

画質比較 夜景

撮影状況 左:点光源の多い建物を背景に撮影(三脚利用)。焦点距離は広角端(35mm判換算24mm)。
右:点光源の多い建物を背景に撮影(三脚利用)。焦点距離は広角端(35mm判換算24mm)。

撮影シーン自動認識機能の結果

機種 認識結果
ソニー「サイバーショット DSC-WX10」 左右とも:「夜景」(三脚認識)
キヤノン「IXY 31S」 左右とも:「人以外の被写体/風景・暗い・三脚使用時」
パナソニック「LUMIX DMC-FX77」 左右とも:「ローライト」

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.88MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.93MB、8秒、音声なし

キヤノン「IXY 31S」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.55MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、8.12MB、8秒、音声なし

パナソニック「LUMIX DMC-FX77」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.94MB、8秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、7.97MB、8秒、音声なし

全体的な露出の傾向は、本特集の2ページ目「比較レビュー1 静止画編」の「夜景」と同じで、ソニー「サイバーショット DSC-WX10」とパナソニック「LUMIX DMC-FX77」は暗め、キヤノン「IXY 31S」は明るめの仕上がりになった。

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」は、静止画に比べると少し明るめの露出になっている。暗部でわずかにカラーノイズが乗っているが、全体的にノイズの少ない映像に仕上 がっている。キヤノン「IXY 31S」は、映像として見ると少し明るすぎる感じ。裏面照射型CMOSセンサー機ながらもノイズが多く発生しているのも気になるところ。3機種の中でもっ とも健闘しているのが、パナソニック「LUMIX DMC-FX77」。CCDセンサー機ながらもノイズをうまく処理しているようでカラーノイズが少ないのが高ポイントだ。

手ブレ補正効果の比較

撮影状況 左:歩きながら手持ちで撮影。焦点距離は広角端(35mm判換算24mm)。
右:三脚を利用して望遠で撮影。焦点距離は35mm判換算で100mm程度。

撮影シーン自動認識機能の結果

機種 認識結果
ソニー「サイバーショット DSC-WX10」 左右とも:「風景」
キヤノン「IXY 31S」 左右とも:「人以外の被写体/風景・青空を含む」
パナソニック「LUMIX DMC-FX77」 左右とも:「風景」

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、10.1MB、10秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、9.7MB、10秒、音声なし

キヤノン「IXY 31S」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、9.92MB、10秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、9.73MB、10秒、音声なし

パナソニック「LUMIX DMC-FX77」

動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、10.1MB、10秒、音声なし
動画を再生(1920×1080ドット)
WMV形式、9.79MB、10秒、音声なし

左は、広角端で歩き撮りした動画、右は、焦点距離100mm程度(35mm判換算)で望遠撮影した動画となる。広角端の歩き撮りについては、3機種 ともに歩き撮り用の手ブレ補正機能(アクティブモードやダイナミックIS)を備えており、大きな差はない。歩き撮り時特有の大きな手ブレをしっかりと補正 できている。

また、望遠撮影時の手ブレについては、キヤノン「IXY 31S」とパナソニック「LUMIX DMC-FX77」が優秀な結果となった。細かい手ブレを軽減した映像を撮影できている。

オートフォーカス速度の比較

撮影状況 順光下で、人物が横からフレームイン・フレームアウトする様子を撮影(三脚利用)。焦点距離は35mm判換算で50~60mm程度。

撮影シーン自動認識機能の結果

機種 認識結果
ソニー「サイバーショット DSC-WX10」 「風景」→「人物」
キヤノン「IXY 31S」 「人以外の被写体/風景・明るい」→「人物・明るい」
パナソニック「LUMIX DMC-FX77」 「風景」→「顔」

ソニー「サイバーショット DSC-WX10」

動画を再生(1920×1080ドット) WMV形式、12.6MB、13秒、音声なし

キヤノン「IXY 31S」

動画を再生(1920×1080ドット) WMV形式、14.6MB、15秒、音声なし

パナソニック「LUMIX DMC-FX77」

動画を再生(1920×1080ドット) WMV形式、13MB、13秒、音声なし

サンプル動画では、「風景」をシーン認識している状況で、人物がフレームインしてカメラが「人物」を認識する様子をおさめてみた。残念ながら、この サンプルからはオートフォーカスの合焦速度の差を確認することはできないが、屋内でのズーム撮影などのテストを行ってみた限りでは、ソニー「サイバー ショットDSC-WX10」とパナソニック「LUMIX DMC-FX77」がスピーディーに合焦した。さすがに「ビデオカメラ並み」とまではいかないが、コンパクトデジカメとしてはすぐれた結果であった。キヤ ノン「IXY 31S」は、被写体によってはスピーディーに合焦することもあるが、他の2機種と比べると、ややゆっくりとしたオートフォーカス動作となっているようだ。

なお、キヤノン「IXY 31S」は、サンプル動画でも確認できるのだが、明るい状況では「風景」でも「人物」でも被写界深度を深く設定する傾向がある。パンフォーカス(ピントが 手前から奥まで合っている状態)での撮影になることが多く、シーンが変わってもピントが外れるようことが少なかった。いっぽう、ソニー「サイバーショット DSC-WX10」とパナソニック「LUMIX DMC-FX77」は、「人物」を認識すると、F値を小さくして背景がボケるように処理するようだ。

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